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「ToHeart Visual Fun Book」 メディアワークス

 ToHeart(以降、TH)のPS版(?)公式CG画集。委員長だろ、やっぱよぉ。って思っている私的には、「することすましてます」という言葉には頷くばかりでして、やっぱりさぁ、男としたらやるしかないでしょ。ああいうシチュエーションはさぁ(爆)。ち、ちがう?(苦笑)。まぁ、それはともかく、ああいう勝気系に女の子には弱いってのがバレバレぢゃん(あーそこ、私の正体知っている人、笑わないようにな^^;)。別に、「痕」じゃ梓、「TH」だと委員長、「こみパ」だと南さんっていうのは、巨乳だからじゃないぞ、決して!(爆)。
 あ、話しがズレてるなぁ。ともかく、THやった人は必須でしょう。ラフ・デッサンも入ってて、ひゃあ、やっぱり上手だなぁ。と関心したりしてます。キャラデザ/シナリオの水無月さん、高橋さんの力量と、キャラの造形は関心します。もう一方の青村/河田コンビのキャラ(たとえば、志保シナリオとか好きなんだけどさ)だと、ちょっと首ヒネっちゃう造形があるので……(特にレミィとか)。
 まぁ、それはそれとして、お買い得だし、眼福でした。はい。



「ブギーポップ・ミッシング ペパーミントの魔術師」 上遠野浩平 電撃文庫

 たとえば、どんな些細な出来事にも理由があって、たとえば、どんな想いにも始まりと終わりはある。
 「ブギーポップ」についてくどぐと文章を書いたことがありますが、わけわかんなくて、ボツにしてしまいましたが、何しろ最新作が出てしまったんで^^; ちょっとつらつらと。
 「ブギーポップは笑わない」で見せた、あのとき世界を救ったのは女の子のやさしさでした。なんていう口で言えば恥ずかしくて転がってしまうような話しでも、作者の手にかかれば、奇妙なジャミングのかかったリズムで、じんわりと染みてくる。ブギーポップは、「ブギーポップ・リターンズ」が一番好きなんだけど、この話しもなかなかにして自分好みだ。それは、ちょっとした感情の発端を妙にヒネって見せてくれるところが、だけど。
 それにしても、ブギーポップもシリーズものらしく、人名辞典とタイムスケジュールを書いてみないとわかんなくなりつつあるなぁ^^; 今回は、事件の発端は「リターンズ」より前で、「歪曲王」が途中に入って、終わったらしい……。「パンドラ」はいつだ?(笑)

 ……とかなんとかつらつら書いているけど、「ブギーポップ」、お勧めです。是非、読んでください。




ヤングキングアワーズ 9月号 少年画報社

 へへー、エクセル・サーガがアニメ化ですか……。地上波で? ……大丈夫かな。
 個人的には大石まさる氏とやまむらはじめ氏のコミックが出るというのが、一番のミソですね。
 というわけで、とりあえず時間が無いので注目のマンガを……。

What A ShinyDay! 藤倉和音
あらら……たしか、この人ってコミティアで見たことあるよ……って、アワーズってコミティア系の人が多いんだっけ? 薄々で良く知らないのですけど。そんなわけで、CGばりばりだけど別に違和感ない。なかなかユニークなマンガだけど、これが長続きすることを祈る^^;。
A FARSTEP 大石まさる
まことにありがちな展開だけど、大石まさるが書くとなんとも言えぬ味わいが出てくる。これはそんな一品。
コミックマスターJ 田畑由秋/余湖裕輝
ひー、鉄道員に対する嫌味か?(笑)。しかし、言いたいことも良くわかる。今回はJの苦悩(困ったちゃんぶり)が手に取るようにわかるなぁ。大切なことは、人に信じることを要求させるのではなく、信じさせなければいけないのだと思うのだよ……。って胸にひびくなぁ、この話し。
だいらんど がぁさん
HAPPYENDで終わりましたな……。評価は人それぞれだろう。しかしまぁ、この画風でこのネタをやって、かつこれだけ長い間引っ張ったというのも、作者のみならずヤングキングアワーズ、一時のアフタヌーン(モーニング増刊とかあったころ)のような勢いがあるせいだろか?(笑)とりあえずコミックは出るとのことなので買う! キミも買え!(横暴)。


 というわけで今月はこのぐらい。やまむらはじめのマンガは最後が失速したので取り上げませんでした^^; いや、本当はお勧めなんですけど、コミックが出たらまた取り上げます……。エクセル・サーガもジオブリもまだ話しが途中なので、今月中には追加しますです、はい。